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ホワイトアウトとリングワンデリング

  • 2014.12.18 Thursday
  • 0
    今日は、知っているのと知らないのとではイザというときに生死を
    分ける豆知識。ホワイトアウトとリングワンデリングのお話です。

     
     
    948hPaの猛烈な低気圧が北海道・道東を通過しました。あんなグ
    ルグル渦巻き天気図は初めて見ましたよ。17日釧路の最大瞬間
    風速は33.7m/sでした。風が家の壁にあたってドーンという音は不
    気味でしたね。
     
    2013年3月、猛烈に発達した低気圧により北海道で多数の死者が
    出た教訓から、気象庁も「数年に一度の猛吹雪」と早めの警告を出
    しましたし、テレビなどでも「方向感覚を失うほどの猛吹雪の恐れ」
    と繰り返し報道していました。
     
    この「方向感覚を失うほどの猛吹雪」とはホワイトアウトとも言わ
    れます。登山が趣味で冬山にも入ることのあるわたしですが、実は
    いちばんひどいホワイトアウトを経験したのはスキー場なんですよね。
     

    強風で雪が巻き上げられ全てが真っ白になったとき、上下左右の
    感覚がなくなって、それからグルグル目が回って気分が悪くなって
    ・・・モーレツな吐き気をもよおしました。恐怖でしたね〜。
     

    ホワイトアウトの状態に陥ると、錯覚を起こして雪原と空が一続き
    に見えたり、太陽がどこにあるのかの判別もできなくなって、天地
    の識別が困難になります

     
    こんなときに動くのは超キケン。スキーなんてしてる場合じゃありま
    せん。人と衝突したり、崖から落ちてしまうかもしれませんからね。

     
     
    冬山みたいな特殊な場所じゃなくても、こんなことってあるんです。
    近くの公園から帰る途中だって、ないとも限らない。田舎の場合。
     
    次に、ホワイトアウトしているのに動き続けるとどうなるか。
     
    方向感覚を失うと、人は無意識のうちに同じところを大きな円を
    描くようにグルグル彷徨い歩く
    と言われています。それがリング
    ワンデリング(ring wandering)

     
    登山をする人には知られていることなんですが、雪や濃霧、夜間
    などで視界を失うことでこの現象が加速し、遭難の原因にもなっ
    ています。
     
    目隠しをして広いところをまっすぐ歩いてみると、この現象を簡単
    に経験することができますから、ホントかい?!と気になる方はや
    ってみてください、ぜひ。
     
    人はまっすぐ歩いているつもりでも、効き足が歩行の偏りを生じさ
    せて、進行方向が常に同じ向きに修正されるために起こる、と言
    われています。
     
    だからキツネの仕業じゃありませんからね。ランドマークもなく視界
    も効かないなかで自分の感覚だけで歩くと、とても大きな円を描い
    て、もとに戻ってくることもあるってことです。
     
    万が一こんな現象に陥ったら!?
    疲れていなくても止まること。精神的にも焦っていて通常の状態
    ではないはずです。気持ちを落ち着かせる。
    天候が回復するのを待つ。
    ※ 動き回るのだけは絶対に駄目ですからね〜!
    アウトドアの知識や技術は、日常生活に役立つことがたくさんあります。
    登山などの自然相手のスポーツでは、常に、起こり得るリスクの範囲を
    想定して備えますが、地震や災害など、非日常的なことがおきたときに
    培ってきたことが生きる(生き延びる)力につながります。

    ネットには良質なサイトもたくさんありますから、アウトドアの趣味が

    ないひとも、ちょっと勉強しておくといいかもしれません。

     

    これから登山を始めたいと思っているかたは、登山初心者.com
    おすすめですyo