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季節感のある牛乳

  • 2013.10.28 Monday
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    これは900ml1,000円の牛乳。いつも飲んでいる牛乳は1ℓで165円。この違いは何か?!

    夏の牛乳”グリーンラベル”

     

    トロリとした舌触り。癖がなくてさっぱりとしつつも、生クリームのようなコクがあります。酪農家から直接入手しないと味わえない本物の牛乳の味。この美味しさと比べてしまうと、いつも飲んでいるのは水みたいなもんですね…。

    この牛乳は一気飲み禁止

     

    道東の中標津町は養老牛にある、山本牧場の牛乳。この牧場の牛たちは365日屋外で放し飼いにされ、農薬と化学肥料を使わない草だけを食べています。搾乳の時間になったら自らその場所に集まってきて順番を待つ、ストレスのない生活を送っています。

     

    夏は青草を食べているので、絞った牛乳はβカロテンなどを豊富に含むやや黄みがかった牛乳になります。冬は越冬用に調整された草を食べ、成分が多少上がってコクがでるそうです。このように、本来、牛乳は季節感がでるものでした。

     

    さて、一般的な牛乳ですが、繋ぎ飼いが主流です。1頭当たりの面積は狭く済むので大量飼いできて大量生産できます。牧草の他にも外国産の配合飼料を与えて乳量を増やし、時間がきたら12回搾乳する。大きなミルクローリーで製造会社の工場に運ばれ、ほかの牧場の牛乳と一緒に処理され流通経路にのせられる。それがいつも飲んでいる1ℓ165円の牛乳。

     

    山本牧場では、牧草に農薬と化学肥料を使いません。そうすると牧草の収量は落ちます。餌の量が限られるということは、飼育できる牛の頭数にも限りがあるということです。また、配合飼料を与えていないため、1頭当たりの乳量は一般(12530ℓ)の13くらいしかないそうです。

     

    その牛乳を独自設備でノンホモ低温殺菌し、瓶詰してお届けする。低温でノンホモ(均質化)すると、タンパク質やカルシウムを壊さず本来の風味そのままに美味しい牛乳になります。ですが、処理に時間がかかることや日持ちしないことから、大量生産、大量流通には向きません。

     

    既存の流通に乗らない。ということは、生産から流通まで全てやらないといけないことを意味します。これってどれだけ大変なことか!さっきまでツナギ着て搾乳作業していたのに、スーツに着替えて営業行くわけですよ。東京の百貨店とか。

     

    900ml1,000円。高いのには訳がある。高くても売れるのには訳がある。


     

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