Okurimono

カシミヤベビー服専門店 okurimono のブログです

ブログカテゴリー

最近の記事

カレンダー

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2018 >>

過去の記事



Yahoo! JAPAN

  • ウェブ全体を検索
  • ブログ内を検索

北海道を代表する針葉樹:カラマツ精油の香り成分について聞いて来たよ

  • 2015.11.09 Monday
  • 0
    カラマツ精油のお話を伺いに、釧路工業技術センターに行ってき
    ました。本日は、その2回目。
    1回目はこちら

    カラマツの成分は、5月と11月では大きく変わります。

    夏の香りは力強く、存在感を主張しています。芽吹いた生命力を
    感じます。

    秋の香りは、はかなくて消え入りそう。カラマツは落葉樹なので、黄
    葉して葉を落とす秋は、樹の中でいろんな変化が起きているのでし
    ょうね。
     
    この機械で香りの質量を測定して、解析します。

    香りには質量があるんですって。へぇ〜。
     
    92の香気成分を特定。主要な香気成分はボルニルアセテート
    αピネン、βピネン、カンフェン、βフェランドレン、リモネンでした。
     
    これらはトドマツにも多く含まれる成分ですが、もちろん香りは違い
    ます。分量の比率やその他の微量な成分、揮発の速さであるとか
    微妙な組み合わせで香りが大きく変わるんですね。
     
    自然ってすばらしい。
     
    トドマツとアカエゾマツは常緑樹。成分は通年であまり変化がありま
    せん。
     
    トドマツ:ツンと来る強い香り、清涼感、開放感に溢れる
    アカエゾマツ:ちょっぴり甘くて柔らかい、爽やかな香り
    外国産のカラマツ:おばあちゃんの家の匂い、古い家屋が発する
    生活感のある匂いとでも言おうか
    ※香りを表現するには、それなりの教養やセンスが必要だと痛感
     
    トドマツとアカエゾマツは香りの系統が似ていて、カラマツはこの二
    つとちょっと違う。そんな印象も受けました。
     
    北海道の森林の27%は人工林、このうち52%がトドマツ、30%がカ
    ラマツ、その他アカエゾマツで構成されているそうです。これはアカ。
     
    3つで「北海道の香り」の出来上がり。
     
    センターでは、空港でトドマツやアカエゾマツの香りを流す。1000円
    以内で買える香りのお土産品や、精油を作る体験観光プログラム
    の開発と、いろんな活用方法を模索中です。
     
    香りは記憶と密接に結び付くことで知られています。ある特定の匂い
    や香りが、それにまつわる記憶や当時の感情を誘発する現象で、プ
    ルースト効果といいます。
     
    わたしが外国産のカラマツ精油を嗅いで、おばあちゃんの家の匂い
    を思い出したのがそれ。きっと誰しも、そんな香りのひとつやふたつ
    は持っていることでしょう。
     
    キャスターのジョン・カビラ氏は、旅をするときに旅先で香りを買うそ
    うです。その香りで土地を記憶すると、帰ってきてからも、香りを嗅い
    だだけで記憶が鮮やかに蘇るのでおすすめ、と雑誌で語っていまし
    た。
     
    釧路に来た旅人が、製紙工場のなんとも言えないすえた臭いや魚
    の臭い、郊外の酪農地帯の糞尿の臭いが旅の記憶として刻まれる
    としたら、至極残念。
     
    ぜひ、森の香りで釧路、道東を記憶して欲しいと思います。
     
    したらね〜。


     
    ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ナチュラルライフへ にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ