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カシミヤベビー服専門店 okurimono のブログです

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夏カシミヤ

  • 2014.05.25 Sunday
  • 0
    「夏もカシミヤを扱うの?」

    よく聞かれる質問です。
    当店では一年中カシミヤを取り扱っています。
    そして、この季節でも必要としてくださるお客様がいます。

    お買い求めいただいている方のほとんどが本州にお住まいの方、もしくは
    お住まいになっている方へのギフトです。
    本州はもうすぐ梅雨入り。エアコンがフル稼働しますね。

    私自身、釧路から進学で上京した初めての夏は冷房で体調を崩しました。

    キンキンに冷えた電車。長時間いると体の芯から冷える商業施設。
    当時10代でしたが、そんな私でも体に堪えました。

    体温調整が苦手な赤ちゃんなら、体にかかる負担は大人よりずっと大きい
    と容易に想像できます。



    ご存知の通りカシミヤはウールの中で最高級品。
    冬暖かいのはもちろんのこと、夏でも活躍するのに訳があります。

    カシミヤをはじめウール製品には、髪の毛のキューティクルのような鱗が
    あります。
    その鱗は表面では水をはじき、内側では水を吸水しようとする特性を持って
    います。
    水蒸気を吸収するので、汗の蒸れなどを取ってくれ、多湿のときにさっぱり
    するのです。

    もちろん見た目の季節感を考えると、どんなウール製品でもいいわけでは
    ありません。
    夏ですから、薄くふんわりとした涼しげなデザインのものに限りますね。



    全てを満たしているのがUTO天使のブランケット
    最高級カシミヤを日本の高い技術で織り上げた逸品です。
    注文を受けるたびに、お客様の特別な想いを感じる商品でもあります。

    夏こそ使っていただきたいカシミヤ。だから『夏カシミヤ』と名づけました。

    大切な赤ちゃんを過酷な冷房から守る1枚として、初孫を迎える方や本物
    志向のお母さんから選ばれています。

     



    獣毛の意外な特徴

    • 2014.05.15 Thursday
    • 0
      国内初 カシミヤベビー服専門店okurimono、店主竪谷です。


      先日、釧路市動物園に行ってきました。
      GWということでアルパカにさわれるイベントでは長蛇の列でした。
      さわった感じは、ふんわりした毛です。


      アルパカはカシミヤ同様に高級感があり人気の高い獣毛です。
      中でも、ベビーアルパカは希少性があり高値で取引されるといいます。

      カシミヤなど獣毛は先日のブログで紹介したように、水分を一定に
      保つチカラがあります。
      したがって、水分を含むため、燃えにくいという性質があります。
      たとえ燃えても融けずに炭化します。
      ナイロンやポリエステルといった合成繊維は、火がつくとあっという間に
      燃え広がり、繊維が融けていきます。
      ポリエステル製の浴衣に花火が引火する、フリースのパジャマの袖に
      ガスコンロの火が引火する…
      子どもや高齢者の着衣着火の事故が多いのはご存じでしょうか。



      髪の毛を燃やした事ありますよね。
      チリチリ燃えてもすぐに消えることから、直観的に燃えにくく
      すぐ炭化することが分かります。
      動物繊維は、いざというとき、安全なものなんです。
       



      欲しいときに欲しいものを

      • 2014.05.04 Sunday
      • 0
        息子をつれて釧路動物へ行ってきました。

        GWということで、想像以上のにぎわい。

        晴れたり曇ったりする不安定な天気、汗ばむときもあれば震えるく
        らいの寒さで着るものに大変悩む季節です。



        半袖の人もいればダウンジャケットやニット帽の人もいました。こ
        の時期は着るものに悩まされます。

        先日、息子の春物服を量販店に見に行ったところ、半袖、半ズボン
        ばかりになっていました。
        もう夏ものなんですね。
        全国チェーン店なので致し方ないところではありますが、釧路の夏は
        せいぜい最高気温は20度前半で半袖を着ることが少ないのです。

        欲しいときにはお店にはない状態。
        先を見越した商品ばかりで、私たち消費者が振り回されているなぁと
        考えさせられました。


        私たちのカシミヤベビー服は夏でも取り扱っています。
        カシミヤには、湿気を一定に保つ優れた力があります。
        夏には湿気を取り込み、さらっとした肌触りを実現しているのです。
        カシミヤは一年中活躍してくれるんですよ。
        それに、冷房のきいた夏のほうが、防寒対策を必要とされる地域の方も
        いらっしゃいますし。

        そんなご要望にお応えしたいと考えています。



        カシミヤはなぜ保温性に優れるのでしょうか

        • 2014.05.03 Saturday
        • 0
          今日は、カシミヤがなぜ保温性に優れているのかまとめました。

          カシミヤや羊毛などは『動物繊維』に分類されます。今話題の富岡
          製糸場の絹も動物繊維です。

          毛は皮膚の一部が変化してできています。
          私たちの髪の毛もそうですね。
          材料は細胞ですが、大変複雑な構造をしています。

          カシミヤや羊毛はちぢれがあるため、形を自由に変えることができます。
          それが空気を多く抱え込み、優れた保温性になります。

          ちぢれがある理由は、簡単にいうと毛の内部にタンパク質の多い部
          分と少ない部分があり、湿度変化による伸縮の差があるからです。



          なお、上着の袖の腕が曲がるところに『シワ』ができてしまっても
          休ませることによって元に戻るのは、ちぢれが最初の状態に回復す
          るからなのです。

          保温性にすぐれ、回復する力を持っている動物繊維という話でした。

           



          ウール洗濯、ぬるま湯の温度ご注意

          • 2014.03.10 Monday
          • 0
            3/8北海道新聞朝刊に冬物衣料の洗濯について記事がありました。



            【30℃以下のぬるま湯】についてこのように書かれてます。

            ▼暖かそうだが手を入れると冷たく感じる程度

            私もそうでしたが、ぬるま湯というとお風呂ぐらいのお湯を使いがち
            です。
            あくまで【30℃以下】なんです。ぬるま湯という表現が誤解を
            生みやすいかもしれません。

            カシミヤとニットの話 宇土寿和著 によると 【ウールを洗う水温
            は洗剤が溶ければ十分で少々冷たくてもかまわない】と書かれていま
            す。

            カシミヤなどウールを洗濯すると縮んでしまうことがあるのは【摩擦
            多=長時間洗濯、他のもの一緒に洗う】【水温が高い】が原因です。

            前者は想像のとおりですが、後者の水温は理由さえ分かればもう縮む
            のを心配することはありません。
            原理は昨年12/13のブログで詳細をかきましたのでご参考ください。



            水温が高い(30℃以上)と、ウールのキューティクルが開き摩擦が大
            きい状態になります。
            ですから水温は低いほど良いわけです。
            低すぎると手が冷たかったり、洗剤が溶けなかったりしますが・・・
            動物の体温ぐらいの水温は危険領域を覚えておくとよいでしょう。

            カシミヤなどウールは【摩擦を少なく】【水温は30℃以下】を守れば
            縮むことはありません。
            カシミヤのクリーニングは料金が割高になることもありますから、ぜひ
            手洗いをおすすめいたします。



            カシミヤ、色によって着心地が変わるとは

            • 2014.02.24 Monday
            • 0
              カシミヤの染色についてのお話です。

              先日のブログで、カシミヤは綿の段階で染めるトップ染めすると書き
              ました。

              染めの方法は、染料の入った熱湯に繊維を浸します。

              色を染み込ませるので、ある程度時間をかけるプロセスになります。

              黒など色が濃いものほど長時間かけることになり、原理的にはカシ
              ミヤの柔らかさが落ちていくことになってしまいます。
              染色によるダメージです。



              同じような濃い色の羊とカシミヤではもちろん、カシミヤのほうが
              格段に柔らかですが、カシミヤ同士の比較では淡い色より濃い色の
              ほうが硬くなり風合いが異なるといいます。

              大人のカシミヤはそれでも黒が一番人気なんだそうです。


              参考文献 カシミヤとニットの話 宇土寿和
               



              カシミヤの色は

              • 2014.02.20 Thursday
              • 0
                カシミヤベビー服専門店、店主の竪谷です。


                今日はカシミヤの色についてのお話です。
                どうやって色を付けているのか調べてみました。

                カシミヤ以外にも繊維には染める工程があります。
                【1】綿の段階ートップ染め
                【2】糸の段階ー糸染め
                【3】製品の段階ー製品染め
                カシミヤは基本的に【1】のトップ染めで染められます。

                染めていないカシミヤの色にはどんな色があるかというと、カシミ
                ゴートの個体差でブラウン、グレー、ホワイトがあります。これら
                の色を生成りのままつかうこともあるそうですが、たいていの場合
                は何らかの色に染めます。

                淡い色の製品は【ホワイトカシミヤ】だけしか使えません。もっと
                も良いグレードになります。


                羊毛は簡単に色を抜くことができるそうですが、カシミヤの場合は
                繊細なため色を抜くと風合いが落ちるといいます。したがって淡い
                色の製品にはホワイトカシミヤが必須になるのです。

                戦後、日本でもカシミヤが出回るようになったころの色は、キャメ
                ル、ワイン、紺、黒の暗い色ばかりだったそうです。当時はこれが
                カシミヤカラーと言われ、渋く深いカシミヤ色とされました。
                当時の日本は外貨が少なく、ブラウンやグレーカシミヤしか買えず
                ホワイトカシミヤは欧米に買われ、入手困難だっだようです。


                大人用のカシミヤはシックな色が多いですが、当店で扱っているベ
                ビー用は淡い色がほとんどで、お客様からかわいくてきれいな色だ
                と言われます。ホワイトカシミヤだからこそ、この色なんですね。




                参考文献 カシミヤとニットの話 宇土寿和
                 

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                カシミヤは見た目で分かる

                • 2014.02.20 Thursday
                • 0
                  今日はカシミアの見た目についてのお話です。

                  ウールの代表的なものとして
                  羊、アンゴラ、カシミア、モヘア、キャメル、アルパカがあります。

                  目の肥えた方ですと、一目でカシミアだと分かるそうです。
                  そのポイントは、繊細なうぶ毛と色の発色具合です。

                                   ※服も、ブランケットもカシミアです

                  彩度の強い色でも、繊細な素材ならではの発色性の良さでカバーし
                  てくれるので、柔らかい色合いになります。
                  カシミヤの繊維は細いので光の反射を柔らかくし、光の陰影も繊細にし
                  乱反射を少なくするので均一で柔らかい見え方になります。

                  見た目でカシミアを判定するのは、私もまだまだ。
                  普段からいいものを見てないと目は肥えませんね。


                  参考文献:「カシミアとニットの話」 宇土寿和
                   



                  カシミヤと防虫

                  • 2014.02.14 Friday
                  • 0
                    カシミヤにとって要注意なのが、虫食いです。



                    防虫剤についてのお話です。

                    地面に近いものほど被害が多く、二階に置いたものは被害が少ない
                    という紡績会社の話があるそうです。
                    虫ですから、低いところほどいっぱいいることと関係があるようです。

                    ■無臭のもの
                    ピレスロイド系のものです。除虫菊の除虫成分がピレスリンです。
                    衣装ケースなど密閉容器ので使うのが効果的です。ただ匂いがない
                    ので本当に効いているのかと心配になりますね。

                    ■匂いがあるもの
                    ナフタリン、ショウノウ、パラジクロロベンゼン
                    ナフタリンはコールタールより、ショウノウはクスノキを蒸留させ
                    て作る台湾特産品、パラジクロロベンゼンは化学合成です。
                    匂いがなかなか取れないデメリットがありますが、体感的に防虫効
                    果が分かります。

                    ■防虫剤は衣類の上に置く
                    固形薬剤から気化した防虫剤は、空気より重いので下に行こうとし
                    ます。

                    ■異なる防虫剤を同時使用しない
                    防虫剤は通常、薬剤が直接気体になる(昇華)のですが、異なるも
                    の【例:パラジクロロベンゼンとショウノウ】を一緒に使うと、こ
                    んな現象がおきます。
                    凝固点が下がり薬剤が溶けだし、衣類にシミをつけてしまいます。
                    知らないと、ついやってしまいがちな事象ですね。

                    ■防虫剤を使わなくてもできる方法
                    スチームを当てるのも防虫に効果があります。イガ、コイガの卵は
                    スチームを当てると孵化しなくなるそうです。ただし、スチームは
                    当てるだけにしておきます。おさえるとカシミアのふんわり感がな
                    くなってしまうからです。
                    キャベツなどを育てると分かるのですが、昆虫の成虫は幼虫の餌と
                    なるものを探し出し卵を産み付けます。ものすごい能力だとおもい
                    ます。ですから卵を孵化させない方法も効果的だと思います。


                    成虫に卵を産み付けさせない、卵を孵化させない、幼虫が這ってこ
                    させないことがポイントです。

                    長期保管するときは密閉容器に防虫剤を、短期ではスチームや高い
                    所に置くなどうまく使い分けるとよいですね。
                     



                    五輪開会式 モンゴル選手団の着ていた衣裳は

                    • 2014.02.10 Monday
                    • 0
                      オリンピックが開幕しましたね。

                      もうちょっと早い時間であればよかったのですが、現地の20:14〜
                      ですから日本の深夜です。

                      生放送でないと見れなかったと思うのですが、モンゴル選手団の入
                      場、ご覧になりましたでしょうか。

                      わずか6名。うち選手は2名でともにクロスカントリーだそうです。



                      この上下黒の衣裳なんだとおもいますか?

                      モンゴル特産のカシミヤです。
                      帽子やマフラーもおそらくカシミヤだと思います。

                      私個人の推測ですが、モンゴル最大のカシミヤメーカーGOBI社のも
                      のだと思われます。
                      元国営企業で、日本の量販店にもカシミヤを卸しています。
                      かつてODAで日本が援助したこともあり、つながりの深い国です。

                      日本ではあまりなじみのないメーカーですが、意外とみなさんの近く
                      にあるかもしれません。

                      当店で扱っているベビーブランケットもGOBI社オリジナルです。

                      直接GOBI社から取り寄せたものなので、日本で同じものは手に入りま
                      せん。

                      残り少なくなりましたが、リバーシブル二枚仕立ての贅沢なつくりで
                      使うほど味がでて10年20年と使っていただけるブランケットです。
                      ぜひご覧ください。