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カシミヤベビー服専門店 okurimono のブログです

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外の小生物に気を付けたいカシミア

  • 2014.05.30 Friday
  • 0
    釧路では4月上旬にでたフキノトウ。
    今ではフキの葉が大きくなり始めています。
    みなさん草原にいくといろいろな虫が目につくと思います。



    実は目に見えないレベルですとものすごい数の生物がいるのをご存
    知でしょうか? 
    林業試験場の果樹栽培講習会に参加したとき、顕微鏡を使って葉の
    表面をみるとびっしり微生物がいました。



    カシミヤなど羊毛の最大の欠点である虫食い犯人は、2種類の昆虫の
    幼虫です。参照ブログ2013/12/21

    特にヒメマルカツオブシ虫は、5ミリくらいでカナブンに似ています。
    マーガレットなどの花によくいますね。
    虫の親は、子供の餌となるものに卵を産み付けます。

    植物のあるところは虫のすみかでもあります。
    くれぐれも外に出た時にはご注意ください。
    卵がついている恐れがあるときは、防虫剤やアイロンのスチームを当てると
    効果がありますよ。



    また、保管するときは1階よりも2階など、虫が高いこところまで
    飛んでこない場所がいいと言われます。
    虫の生態を知ると、対策も見えてきます。



    夏カシミヤ

    • 2014.05.25 Sunday
    • 0
      「夏もカシミヤを扱うの?」

      よく聞かれる質問です。
      当店では一年中カシミヤを取り扱っています。
      そして、この季節でも必要としてくださるお客様がいます。

      お買い求めいただいている方のほとんどが本州にお住まいの方、もしくは
      お住まいになっている方へのギフトです。
      本州はもうすぐ梅雨入り。エアコンがフル稼働しますね。

      私自身、釧路から進学で上京した初めての夏は冷房で体調を崩しました。

      キンキンに冷えた電車。長時間いると体の芯から冷える商業施設。
      当時10代でしたが、そんな私でも体に堪えました。

      体温調整が苦手な赤ちゃんなら、体にかかる負担は大人よりずっと大きい
      と容易に想像できます。



      ご存知の通りカシミヤはウールの中で最高級品。
      冬暖かいのはもちろんのこと、夏でも活躍するのに訳があります。

      カシミヤをはじめウール製品には、髪の毛のキューティクルのような鱗が
      あります。
      その鱗は表面では水をはじき、内側では水を吸水しようとする特性を持って
      います。
      水蒸気を吸収するので、汗の蒸れなどを取ってくれ、多湿のときにさっぱり
      するのです。

      もちろん見た目の季節感を考えると、どんなウール製品でもいいわけでは
      ありません。
      夏ですから、薄くふんわりとした涼しげなデザインのものに限りますね。



      全てを満たしているのがUTO天使のブランケット
      最高級カシミヤを日本の高い技術で織り上げた逸品です。
      注文を受けるたびに、お客様の特別な想いを感じる商品でもあります。

      夏こそ使っていただきたいカシミヤ。だから『夏カシミヤ』と名づけました。

      大切な赤ちゃんを過酷な冷房から守る1枚として、初孫を迎える方や本物
      志向のお母さんから選ばれています。

       



      獣毛の意外な特徴

      • 2014.05.15 Thursday
      • 0
        国内初 カシミヤベビー服専門店okurimono、店主竪谷です。


        先日、釧路市動物園に行ってきました。
        GWということでアルパカにさわれるイベントでは長蛇の列でした。
        さわった感じは、ふんわりした毛です。


        アルパカはカシミヤ同様に高級感があり人気の高い獣毛です。
        中でも、ベビーアルパカは希少性があり高値で取引されるといいます。

        カシミヤなど獣毛は先日のブログで紹介したように、水分を一定に
        保つチカラがあります。
        したがって、水分を含むため、燃えにくいという性質があります。
        たとえ燃えても融けずに炭化します。
        ナイロンやポリエステルといった合成繊維は、火がつくとあっという間に
        燃え広がり、繊維が融けていきます。
        ポリエステル製の浴衣に花火が引火する、フリースのパジャマの袖に
        ガスコンロの火が引火する…
        子どもや高齢者の着衣着火の事故が多いのはご存じでしょうか。



        髪の毛を燃やした事ありますよね。
        チリチリ燃えてもすぐに消えることから、直観的に燃えにくく
        すぐ炭化することが分かります。
        動物繊維は、いざというとき、安全なものなんです。
         



        欲しいときに欲しいものを

        • 2014.05.04 Sunday
        • 0
          息子をつれて釧路動物へ行ってきました。

          GWということで、想像以上のにぎわい。

          晴れたり曇ったりする不安定な天気、汗ばむときもあれば震えるく
          らいの寒さで着るものに大変悩む季節です。



          半袖の人もいればダウンジャケットやニット帽の人もいました。こ
          の時期は着るものに悩まされます。

          先日、息子の春物服を量販店に見に行ったところ、半袖、半ズボン
          ばかりになっていました。
          もう夏ものなんですね。
          全国チェーン店なので致し方ないところではありますが、釧路の夏は
          せいぜい最高気温は20度前半で半袖を着ることが少ないのです。

          欲しいときにはお店にはない状態。
          先を見越した商品ばかりで、私たち消費者が振り回されているなぁと
          考えさせられました。


          私たちのカシミヤベビー服は夏でも取り扱っています。
          カシミヤには、湿気を一定に保つ優れた力があります。
          夏には湿気を取り込み、さらっとした肌触りを実現しているのです。
          カシミヤは一年中活躍してくれるんですよ。
          それに、冷房のきいた夏のほうが、防寒対策を必要とされる地域の方も
          いらっしゃいますし。

          そんなご要望にお応えしたいと考えています。



          カシミヤはなぜ保温性に優れるのでしょうか

          • 2014.05.03 Saturday
          • 0
            今日は、カシミヤがなぜ保温性に優れているのかまとめました。

            カシミヤや羊毛などは『動物繊維』に分類されます。今話題の富岡
            製糸場の絹も動物繊維です。

            毛は皮膚の一部が変化してできています。
            私たちの髪の毛もそうですね。
            材料は細胞ですが、大変複雑な構造をしています。

            カシミヤや羊毛はちぢれがあるため、形を自由に変えることができます。
            それが空気を多く抱え込み、優れた保温性になります。

            ちぢれがある理由は、簡単にいうと毛の内部にタンパク質の多い部
            分と少ない部分があり、湿度変化による伸縮の差があるからです。



            なお、上着の袖の腕が曲がるところに『シワ』ができてしまっても
            休ませることによって元に戻るのは、ちぢれが最初の状態に回復す
            るからなのです。

            保温性にすぐれ、回復する力を持っている動物繊維という話でした。

             



            ウール洗濯、ぬるま湯の温度ご注意

            • 2014.03.10 Monday
            • 0
              3/8北海道新聞朝刊に冬物衣料の洗濯について記事がありました。



              【30℃以下のぬるま湯】についてこのように書かれてます。

              ▼暖かそうだが手を入れると冷たく感じる程度

              私もそうでしたが、ぬるま湯というとお風呂ぐらいのお湯を使いがち
              です。
              あくまで【30℃以下】なんです。ぬるま湯という表現が誤解を
              生みやすいかもしれません。

              カシミヤとニットの話 宇土寿和著 によると 【ウールを洗う水温
              は洗剤が溶ければ十分で少々冷たくてもかまわない】と書かれていま
              す。

              カシミヤなどウールを洗濯すると縮んでしまうことがあるのは【摩擦
              多=長時間洗濯、他のもの一緒に洗う】【水温が高い】が原因です。

              前者は想像のとおりですが、後者の水温は理由さえ分かればもう縮む
              のを心配することはありません。
              原理は昨年12/13のブログで詳細をかきましたのでご参考ください。



              水温が高い(30℃以上)と、ウールのキューティクルが開き摩擦が大
              きい状態になります。
              ですから水温は低いほど良いわけです。
              低すぎると手が冷たかったり、洗剤が溶けなかったりしますが・・・
              動物の体温ぐらいの水温は危険領域を覚えておくとよいでしょう。

              カシミヤなどウールは【摩擦を少なく】【水温は30℃以下】を守れば
              縮むことはありません。
              カシミヤのクリーニングは料金が割高になることもありますから、ぜひ
              手洗いをおすすめいたします。



              カシミヤ、色によって着心地が変わるとは

              • 2014.02.24 Monday
              • 0
                カシミヤの染色についてのお話です。

                先日のブログで、カシミヤは綿の段階で染めるトップ染めすると書き
                ました。

                染めの方法は、染料の入った熱湯に繊維を浸します。

                色を染み込ませるので、ある程度時間をかけるプロセスになります。

                黒など色が濃いものほど長時間かけることになり、原理的にはカシ
                ミヤの柔らかさが落ちていくことになってしまいます。
                染色によるダメージです。



                同じような濃い色の羊とカシミヤではもちろん、カシミヤのほうが
                格段に柔らかですが、カシミヤ同士の比較では淡い色より濃い色の
                ほうが硬くなり風合いが異なるといいます。

                大人のカシミヤはそれでも黒が一番人気なんだそうです。


                参考文献 カシミヤとニットの話 宇土寿和
                 



                カシミヤの色は

                • 2014.02.20 Thursday
                • 0
                  カシミヤベビー服専門店、店主の竪谷です。


                  今日はカシミヤの色についてのお話です。
                  どうやって色を付けているのか調べてみました。

                  カシミヤ以外にも繊維には染める工程があります。
                  【1】綿の段階ートップ染め
                  【2】糸の段階ー糸染め
                  【3】製品の段階ー製品染め
                  カシミヤは基本的に【1】のトップ染めで染められます。

                  染めていないカシミヤの色にはどんな色があるかというと、カシミ
                  ゴートの個体差でブラウン、グレー、ホワイトがあります。これら
                  の色を生成りのままつかうこともあるそうですが、たいていの場合
                  は何らかの色に染めます。

                  淡い色の製品は【ホワイトカシミヤ】だけしか使えません。もっと
                  も良いグレードになります。


                  羊毛は簡単に色を抜くことができるそうですが、カシミヤの場合は
                  繊細なため色を抜くと風合いが落ちるといいます。したがって淡い
                  色の製品にはホワイトカシミヤが必須になるのです。

                  戦後、日本でもカシミヤが出回るようになったころの色は、キャメ
                  ル、ワイン、紺、黒の暗い色ばかりだったそうです。当時はこれが
                  カシミヤカラーと言われ、渋く深いカシミヤ色とされました。
                  当時の日本は外貨が少なく、ブラウンやグレーカシミヤしか買えず
                  ホワイトカシミヤは欧米に買われ、入手困難だっだようです。


                  大人用のカシミヤはシックな色が多いですが、当店で扱っているベ
                  ビー用は淡い色がほとんどで、お客様からかわいくてきれいな色だ
                  と言われます。ホワイトカシミヤだからこそ、この色なんですね。




                  参考文献 カシミヤとニットの話 宇土寿和
                   

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                  カシミヤは見た目で分かる

                  • 2014.02.20 Thursday
                  • 0
                    今日はカシミアの見た目についてのお話です。

                    ウールの代表的なものとして
                    羊、アンゴラ、カシミア、モヘア、キャメル、アルパカがあります。

                    目の肥えた方ですと、一目でカシミアだと分かるそうです。
                    そのポイントは、繊細なうぶ毛と色の発色具合です。

                                     ※服も、ブランケットもカシミアです

                    彩度の強い色でも、繊細な素材ならではの発色性の良さでカバーし
                    てくれるので、柔らかい色合いになります。
                    カシミヤの繊維は細いので光の反射を柔らかくし、光の陰影も繊細にし
                    乱反射を少なくするので均一で柔らかい見え方になります。

                    見た目でカシミアを判定するのは、私もまだまだ。
                    普段からいいものを見てないと目は肥えませんね。


                    参考文献:「カシミアとニットの話」 宇土寿和
                     



                    カシミヤと防虫

                    • 2014.02.14 Friday
                    • 0
                      カシミヤにとって要注意なのが、虫食いです。



                      防虫剤についてのお話です。

                      地面に近いものほど被害が多く、二階に置いたものは被害が少ない
                      という紡績会社の話があるそうです。
                      虫ですから、低いところほどいっぱいいることと関係があるようです。

                      ■無臭のもの
                      ピレスロイド系のものです。除虫菊の除虫成分がピレスリンです。
                      衣装ケースなど密閉容器ので使うのが効果的です。ただ匂いがない
                      ので本当に効いているのかと心配になりますね。

                      ■匂いがあるもの
                      ナフタリン、ショウノウ、パラジクロロベンゼン
                      ナフタリンはコールタールより、ショウノウはクスノキを蒸留させ
                      て作る台湾特産品、パラジクロロベンゼンは化学合成です。
                      匂いがなかなか取れないデメリットがありますが、体感的に防虫効
                      果が分かります。

                      ■防虫剤は衣類の上に置く
                      固形薬剤から気化した防虫剤は、空気より重いので下に行こうとし
                      ます。

                      ■異なる防虫剤を同時使用しない
                      防虫剤は通常、薬剤が直接気体になる(昇華)のですが、異なるも
                      の【例:パラジクロロベンゼンとショウノウ】を一緒に使うと、こ
                      んな現象がおきます。
                      凝固点が下がり薬剤が溶けだし、衣類にシミをつけてしまいます。
                      知らないと、ついやってしまいがちな事象ですね。

                      ■防虫剤を使わなくてもできる方法
                      スチームを当てるのも防虫に効果があります。イガ、コイガの卵は
                      スチームを当てると孵化しなくなるそうです。ただし、スチームは
                      当てるだけにしておきます。おさえるとカシミアのふんわり感がな
                      くなってしまうからです。
                      キャベツなどを育てると分かるのですが、昆虫の成虫は幼虫の餌と
                      なるものを探し出し卵を産み付けます。ものすごい能力だとおもい
                      ます。ですから卵を孵化させない方法も効果的だと思います。


                      成虫に卵を産み付けさせない、卵を孵化させない、幼虫が這ってこ
                      させないことがポイントです。

                      長期保管するときは密閉容器に防虫剤を、短期ではスチームや高い
                      所に置くなどうまく使い分けるとよいですね。